東京都足立区の会社様からのご依頼で一般建設業許可 塗装工事業の申請をしました。
社長様と従業員1名で日々頑張っていらっしゃる会社様で、仕事が忙しいにも関わらず必要書類のご用意もスムーズに行っていただけました。
常勤の役員等(旧経営業務の管理責任者)の実務経験
社長自身が学校を卒業してからずっと塗装工事のお仕事をされていて、個人事業主時代および会社設立以降の書類や資料も全て残されていました。
常勤の役員等(旧経営業務の管理責任者)としての実務経験は5年10ヶ月まで積み上げることが出来ましたので、要件は確保できました。
元請け会社や施主からの発注書や請書、請求書と通帳原本が揃わないと実務経験を証明することが難しくなるのですが、「個人で開業したときから建設業許可を取ることを目標にしてきたから書類は全部残すようにしていた。個人の確定申告も毎年ちゃんとやってたよ」という言葉とおり、書類はバッチリ揃っていました。
専任の技術者の要件
専任の技術者は社長が常勤の役員等(旧経営業務の管理責任者)と兼任となりました。
ご自身で「一級塗装技能士」の資格を取得されていたので要件も問題ありません。
財産的基礎
一般建設業許可の財産的基礎は500万円以上の自己資本もしくは500万円以上の資金調達能力の証明です。
今回は金融機関から発行される500万円以上の預金残高証明書を提出しました。
営業所の要件
会社の本店所在地と賃借している事務所の住所が一致しているので、賃貸借契約書は不要となります。
また、営業所の外観と営業所内の写真を多めに撮影して添付しておきました。
都庁の建設業課へ申請
都庁窓口での審査は、約40分程度かかりました。
作成した書類の内容も添付書類も問題なかったので、審査は比較的スムーズに終わってくれました。
東京都の場合、営業所の電話番号・FAX番号が確認できる名刺や会社パンフレット等の提示を求められるので忘れないように注意しましょう。
申請書は無事に受理となりましたので、約1ヶ月後に建設業許可となります。